若い女性は特に目元が気になる?

初対面の人と出会いの時には、顔のどの部分を見ますか?特に目元や鼻の形がきれいな人には良い印象が残りますよね。特に女性は、顔の美容整形に興味をもっている人も多く、実際に手術を考えている人も多いようです。
ある雑誌の美容整形に関する意識のランキングでは、10代・20代では1位が二重まぶた・2位が痩身・脂肪吸引の順で整形してみたいという意見が多く、30代から50代では1位がアンチエイジング(しわ、しみとり)・2位が美肌・3位が目もと・二重まぶたとなっています。特に若い年代ではくっきりした二重まぶたやパッチリした目元にあこがれている女性が多いことが解りますね。

二重手術にリスクはある?

「プチ整形」という言葉もあるように、手軽に目元を変えられるという印象のある二重手術。自分にとって一重や目元が腫れぼったいなどのコンプレックスがある場合、理想の目元を手に入れるだけで、理想の人生に近づきそうな気もしてきますね!しかし、失敗したらどうしよう!と不安になっている方もいらっしゃるかもしれません。決して安くはない整形費用、やり直しなんてことにはなりたくないものです。ここでは、施術法ごとの失敗のリスクやメンテナンスのリスクについて学んでおきましょう。

二重埋没法のリスク・デメリット

一般的に二重まぶたにするには「埋没法」と「切開法」の2種類の方法がありますが、方法によって料金やメリット・リスクも違ってきます。
埋没法は、目を開ける時に動く筋肉と皮膚の裏側を何か所か細い糸で結ぶことで、結んだラインに沿って二重にする施術で、メスを使用しないことから安心感があり、費用も安く人気の方法です。10分~20分で施術も完了するため、手軽に二重にしたい人、いきなり切開するのは傷が気になる人などに向いているともいえます。二重埋没法のリスクは下記の様なことがあげられるでしょう。

施術後、腫れが長引くことがある

埋没法の施術後、数日待てば収まってくるはずの腫れが、一週間ほど経っても目立つような場合があります。完全に収まるまでは4週間ほどともいわれており、できるだけ安静に、アルコールなどを控えましょう。

糸の結び目が目立ってしまう場合がある

筋肉と皮膚を結んでいる糸の結び目が、目を閉じたときなどに膨らんで見えることが有ります。半年ほどで目立たなくはなるのですが、医師に相談し再度やり直してもらうことも。

内出血が起こる可能性がある

腫れの他、内出血で青タンやものもらいのようになってしまう場合も。殆どの場合、軽いものなのでコンシーラーなどで隠しましょう。

糸に細菌がつき、炎症を起こしてしまう場合がある

埋め込んだ糸にばい菌が付いてしまった場合、それがもとで膿み、腫れてしまう場合もあります。すぐに医師に相談し、膿を吸い取ってもらう必要があり、繰り返し起こるようであれば抜糸しなくてはならないことも。

固定した糸が緩み、元の一重まぶたに戻ってしまう場合がある

スタンダードな2点止めと呼ばれる方法では、50%の人にラインが薄くなったり一重に戻ってしまったりするデータがありますので、取れにくい施術も考慮に入れておいたほうが良いかもしれません。

部分切開法、完全切開法のリスク・デメリット

部分切開法、完全切開法は希望する二重のラインに沿ってメスを入れて脂肪などを取り除き縫合して二重まぶたに整形する施術です。埋没法の施術が難しいまぶたが厚い、腫れぼったいまぶたの人に人気があり、半永久的に維持することが可能です。眼瞼下垂手術と組み合わせることで目そのものを大きくすることもでき、徐々に傷も目立ちにくくなります。切開法のリスクは下記のようになります。

傷が目立つ気がする

まれに不自然な形で傷跡が残る場合も。これは施術の失敗だけではなく、受ける方のまぶたの厚さなどの状態によって左右されることが起因のようです。医師に相談しやり直すこともできるかもしれませんが、希望した二重のラインではなくなります。

左右の形が違う

埋没法よりも、左右の二重の形が異なって見えやすい施術です。どうしても気になる場合は、修正可能か医師に相談したほうがよいでしょう。

内出血が出る

一週間ほど経てばメイクが可能になります。

これら二重整形のリスクは医師から説明がある

二重まぶたの整形は人気ということもあり、手術の失敗例も多く存在します。少なくともクリニック選びに関しては、埋没法、切開法ともに経験豊富な医師を選んだほうが良いでしょう。埋没法では安くて5万円を切るクリニックもありますが、素直に値段で選んでしまうと、「思っていた二重まぶたのラインになっていない」など失敗につながる可能性も。カウンセリングの際に、この記事を参考にして相談しながら納得して施術に臨めるか決めてみてはいかがでしょうか。