目の下のくまは3種類ある
目の下のくまに悩んでいる方、特に女性の方で多いと思います。くまの原因は寝不足、疲れ、ビタミン不足などによって生じる血行不良が原因と言われており、くまによって顔が疲れているよう見えたり、老けて見えたりすることがありますので、あまり放置したくないものです。男性でしたら知人や家族に言われても仕事が忙しく寝不足が続いているからね!で済ますことができますが、女性の場合は言われるとショックで悩みも倍増してしまうかもしれません。くまの種類は大きく分けて「茶くま」「青くま」「黒くま」の3種類があり、自分がどのくまで悩んでいるか把握しませんと、原因ととり方が大きく違ってきます。
茶くまの見分け方ととり方(対処法)は?
茶くまは目の下の皮膚が茶色っぽくなって、なんとなく皮膚がかすんだようになります。皮膚そのものに茶色っぽい色が染みこんだ感じで、皮膚の部分を引っ張っても色が特に変わらないのが特徴です。皮膚の表皮が茶色に着色してしまいシミと同じような感じのレベルのくまと、メラニンが起因して皮膚の奥まで茶色の色素が染み込んで沈着したものがあります。紫外線を多く浴びたり、強くこすってしまったりすると皮膚がダメージを受けて茶色く沈着してしまうことがあるようです。
軽い茶くまは、こすりさえしなければ、肌のターンオーバーで勝手に治るものですが、紫外線を浴び続けているといつまで経っても治りません。そこで有用なのが、コスメティック化粧品です。メラニン色素の沈着の予防をすることができるものや、コラーゲンを与えて健康な皮膚を取り戻す化粧品があります。症状が重い場合は、美容外科クリニックなどを受診してレーザー治療を受けるのはいかがでしょうか。
青くまの見分け方ととり方(対処法)は?
青くまは貧血や寝不足などで疲れ目の方に多いとされています。OLやサラリーマンなどの若い方に多いのではないでしょうか。青くまは皮膚の表面が青や紫色っぽく見えて、皮膚を引っ張ると色が薄くなるのが特徴です。青くまの原因は目の周りが血行不良になるとなりやすいとされています。目の周りには毛細血管がたくさんあり、血流が悪くなると皮膚を通して毛細血管が青く見えるようになります。ストレスやホルモンバランスの崩れ、パソコンやスマホの使い過ぎで目の疲れでも青くまになるそうです。
青くまを取る方法としては、目の下の部分のマッサージや温めたりして、血行を良くすることで症状を解消することができると言われています。簡単な方法ではお湯で温めたスプーンと水で冷やしたスプーンを交互に目の下の皮膚に当てて血行を良くする方法がありますので是非、試していただきたいと思います。くまをできにくくするためには、目元をケアする専用の化粧品を使用することもオススメですよ。
黒くまの見分け方ととり方(対処法)は?
加齢により目の下の皮膚がたるんでしまいますと、たるみの影が黒く見えてしまいます。それはもしかしたら黒くまかもしれませんよ。加齢だけではなく、パソコンやスマホの使い過ぎで瞬きが少なくなってしまうと、目の周りの筋肉が疲労などで衰えてしまって、皮膚がたるんでしまうこともあります。
皮膚のたるみを無くすことは難しいですが、たるみにコラーゲンを補うことでハリを取り戻すことができます。専用の化粧品やサプリメントをいくつか試して、黒くまを治療してください。クリニックでヒアルロン酸注射するのも良いかもしれませんね。
生活習慣の見直しも大切です
目の下のくまをとる方法はいくつかありますが、一番大切なのは予防です。生活習慣の見直しや目の疲れの原因を取り除き、目の周りの血行を良くして健康的なまぶたを維持してください。
また、自宅で専用の化粧品を使用して解消する方法がありますが、少なからずリスクがあることも念頭に置いてください。使用する化粧品について、美容外科クリニックで相談するのも良いかもしれませんよ。